バス釣り

【雑記】釣りすると無性に腹減るワケを考えてみた

私はバス釣りが好きです。オンリーサーフェイスです。俗にいう”トップ”ってやつです。

楽しくてしかたないけれど、ちょっとした悩みもあったりします。

それはずばり、

「めっちゃ腹減る」

です!笑

いやね、毎回毎回びっくりするほど腹減るんです。ご飯しっかり食べてから行っても2時間も釣りすりゃ「腹減った」って騒ぎ出す始末。

腹減ると体に力はいらないんだよなぁ……。

そこで、同志がいると信じて腹が減る原因を自分なりに考えてみました。

結論から言うと、腹が減る原因は「細胞レベルで釣りしてる」からです!(なんのこっちゃ。笑)

釣れたときより釣れないときのほうが腹減る

実体験から言うと、調子よく釣れたときはあまり腹減りません。

腹が減るのは確実に”釣れないとき”です。

単に「釣れなくて暇だから腹減るんだろー」と思う人もいるでしょう。

でも、果たしてそうでしょうか。

私はバス釣りメインで、普段はジョンボートに乗って釣りすることが多いです。

バスボートと違って、ジョンボートは座って釣りするスタイルです。しかもけっこう低い位置に座ります。

釣れても釣れなくても、ずっと同じ位置に座ったまま釣りします。

立ったりしゃがんだり、といった動作もないジョンボートでの釣り。運動量はかなり低めです。

これだと暇でも腹減らなくない?笑

バスボートやオカッパリだとまだ動くから腹減る理由になるけれど。座りっぱなしの釣りスタイルでどうしてあんなにも腹が減るのか。

そして、どうして釣れないときのほうが腹が減るのか。

考えるうちに、私はあることに気づきました!

脳>筋肉>運動量

何に気づいたかというと、”あまり動かない釣りでも、意外と酷使している部分がある!”ということです。

それは、脳と筋肉です。

〈釣り=上半身の筋トレ〉

特にトップウォーターが当てはまるんですけど、毎回遠くにキャストします。

そのとき。背筋、腹筋、肩、腕、手首筋(こんな言い方ある?笑)、握力……。上半身の筋肉ってかなり使ってますよねぇ!?

普段「どれくらい筋肉使って釣りしてるか」なんて考えたことなかったけど、ある釣行がきっかけで「釣りってけっこう体にくるんだな」と思ったことがありました。

それは、芦ノ湖に行ったとき。

いつもアオコだらけの八郎潟で釣りしてるもんだから、キャストする位置が岸から近めなんですよ。魚から見えにくいからね。

でも芦ノ湖はクリアウォーターなので、岸からボートを離して長い距離をキャストし続けることになります。

2日間、朝一から晩まで長い距離をキャストし続けると……そう、疲労が半端ないです。そのうち釣りが”上半身の筋トレ”と化します。

しかも私の場合、キャストした後でロッドを持ちかえないので常に右半身を使い続けることになります。

芦ノ湖では、あまりの疲労でボートの上で気絶するように寝落ちしました。笑

〈脳=集中力の維持〉

ルアーをどこに投げればいいか。どのように動かせばいいか。魚の気配はあるか。今日はどのルアーが当たるか。

釣りしてるときって、なんも考えてないようでめっちゃ考えて釣りしてます。

トップウォーターだからこそ、より魚との駆け引きがリアルで気が抜けないと思ってます。

なのでずーーーっと集中してます。いつ「ドゴオォォン!!!」ってくるかわかんないからね。

これが楽しくてトップやってるんですけど……楽しい反面ものすごく疲れます。水からあがると疲労感が一気にきます。かなりぐったりです。

この疲労感は長時間集中し続けた脳の疲労で間違いないと思います。

疲労感=腹が減る?

上半身の筋肉と脳。長丁場の釣行になればどちらもかなり酷使することになります。

果たしてこれが、腹が減る原因なんだろうか。

……違くね?笑

私はどっちかっていうと疲労感たまると食欲なくなるほうなので、疲労感=腹減る、ではないんじゃないかと。

じゃあ腹が減る原因はなんなんだよ!!

別に考えなくてもいいどーでもいいことなんだけど、なぜか気になって考え続けました。

そしてある日、ひらめきました。

「絶対これだ!」

釣りとは、本来なんのためにする行動なのか

思考は人間のはじまりまで遡ります。

そもそも、釣りはなんのためにするのか。

  • 楽しいから
  • 気分転換
  • 夕飯のおかずに

現代人はだいたいこんな回答をすると思います。

しかし。そもそも人間はなんのために釣りをするのかを考えたとき、3つ目の回答が行き着く先が紛れもない回答となるんです。

それはズバリ、生きるため。

大昔の人(原始人クラス)は狩りをした魚をとったりして生活していましたよね。

狩りに失敗した。魚がとれなかった。こんなことが続くと食べるものがなくて餓死してしまう。なので、当時の人は命がけで食材をゲットしてきたんだと思います。

食材がとれないときはどんなに焦ったことかねぇ。

食材ゼロの日が続いたらどんなに腹が減っていたことかねぇ。

……ん?

これ、釣れないと腹減る原因じゃない!?

細胞レベルで釣りしてる

釣れないときに腹が減るのは”食いっぱぐれる焦りからくる空腹”だと私は確信しました。

つまり、人間の本能の表れってことです!

金欠のときに「お金欲しい」と思うのと同じで、魚釣れないときに「魚釣って食べたい」と本能が思うから腹が減るんです……!

これ、なかなかいい仮説なんじゃないかと思ってます。

釣りをしているときに腹が減るのは人間の本能であって、言い換えれば”細胞レベルで釣りしてる”ってことなんですきっと!

なんてロマンのある話なんだ!笑

どーでもいい話だけど、この答えを導いたときはかなり納得してる自分がいました。

そして、釣りがそんなに奥深いものだったことに驚きました。

長々と書きましたけども、要は、釣れた釣れないだけじゃなくてこんなどーでもいいロマンを考えるのも悪くないよ、って話です。笑

お付き合いありがとうございました。

ではまた!