こんにちは!sawa(@sawasan33333)です!
突然ですが、ハイドレーション使ってますか?
私は周りが使ってるの真似して登山2年目くらいからずっと使い続けてたんですけど、ここ最近はめんどくさくなって使わない山行も多くなっていました。
だがしかし。先日、自粛あけの久々登山でハイドレーションを装備して行ったんですよ。
めっっっちゃ快適!ハイドレーション、神!
そう心で叫びながら炎天下の下で必死にチューブをちゅーちゅー吸っておりました。笑
なぜハイドレーションが神なのか。そして、なぜめんどくさくなっていたのか。
てか、そもそもハイドレーションって何者なのか。書いていこうと思います!
目次
ハイドレーションとは
ハイドレーション=水分補給のための道具、です!
上の写真で、ザックから肩の上を通って前面に伸びている水色のチューブが見えますよね?これがハイドレーションです!
ボトル(ウォーターパック)にチューブが取り付けられるようになっていて、チューブの先から吸引することでボトル内の水分を飲むことができます。
ストロー使ってジュース飲む感じですね!あれを登山中にやってるって感じ。
私はプラティパスというメーカーのハイドレーションを長年使用しています。
Platypus(プラティパス) アウトドア ハイドレーション 給水 ソフトボトル ホーサー 2.0L 【日本正規品】 25008プラティパスは軽量ボトルで有名なメーカーです!
「別に飲むだけならペットボトルでもよくね?」となりますねぇ。
しかし!山の中での水分補給って、けっこう重要で繊細な問題なんです。
山での水分補給
急登が続いたり、炎天下の中の登りだったり。登山って(特に登り)歩いてるだけでめっちゃ体力削られていくんですよ。
そんななか、小さい動作一つとっても確実に体力をもってかれます。日常生活ではなんてことない水分補給すら、山の上では億劫でしょうがない。
各バックルを外して重いザックを下ろし、サイドポケットやザックの中から飲み物を取り出してフタを開けて飲む。そしてまた元の場所にしまって、重いザックをまた背負い、位置を調整してバックルをカチっとやってまた歩き始める……。
登りでバテてるときほどキツイんだよね、この動作。ただ水飲むってだけのに。
そこで大活躍なのがハイドレーションってわけ!
ハイドレーションのメリット
ハイドレーションのメリットをまとめるとこんな感じ。
手軽に水分補給できる
登山においてこまめな水分補給はとても重要ですが、頻度が多いと億劫になってくるのも事実。
そんな煩わしさをハイドレーションは解消してくれます。
ボトルから伸びるチューブの先端(飲み口)をザックのショルダーベルト付近に設置することで、歩きながら手軽に水分補給することが可能。
ザックを下ろしたりする手間が省けるので、かなーり楽チン!この手軽さが登山自体を快適にしてくれますぞ!
バテにくくなる
喉が乾いてからの水分補給では遅い、と言われています。
喉が乾く=脱水が始まっている証拠
脱水症を予防するためには、喉の乾きを感じる前に水分補給するのが正解。登山においてもこまめな水分補給が重要です。
ハイドレーションは先述したとおり手軽に水分補給ができるので、こまめにちゅーちゅーすることで脱水症の予防にもつながり、かつ登山中にバテにくくなります。
夏は熱中症対策の役割も
これは私の使い方なんですけど、夏場の登山時には水が入ったウォーターボトルを凍らせて持っていきます。
使用しているザックの背面がメッシュになっているので、ここの隙間にウォーターボトルを入れると背中がひんやりしてめっちゃ快適なんです!
▼この記事の中間らへんにこのザックについて画像とともに記載しています
しかも、ちゅーちゅー吸うと溶けたばかりのキンキンに冷えた水が飲める!真夏の登山でこれはマジ最高!
こまめな水分補給が可能で、ザックによっては体を冷やす役割も担える。熱中症対策にもってこいだと思います!
ハイドレーションのデメリット
めっちゃ優れものののハイドレーションですが、私はここ最近めんどくさくてあまり使用していませんでした。その理由がこちら。
洗うのがめんどい
もうこれに尽きる。洗うのがめんどいんです。
ウォーターボトルはいいとして、チューブとバルブ等の部品を洗うのがめっちゃめんどくさい!
だからって洗わないで保管するのはかなり危険!特にスポーツ飲料など糖分が入っているものを入れて使用した場合は、念入りに洗わないとカビの原因になってしまいます。
なので、私はいつも水を入れて使用してます。毎回部品を外して洗うことはせずに、立て続けに使用する予定があるときは洗剤で軽くゆすぐ程度で済ませちゃったり。
それでも数回に1回は部品を外し、洗剤と専用器具を使ってがっつり洗ってます。
ハイドレーションを洗うためのクリーニングキットがあるので、それを利用するのがベターです!
↓こちらはプラティパスで出しているクリーニングキットです。
ウォーターボトルが変色してしまう
購入したては半透明で綺麗なウォーターボトルでしたが、年数が経過するにすれて黄ばんできました。
若干へんな匂いもするような……。
でも、みなさんこんなもんだそうです。体に害はないらしい。
でも見た目的にあんまりいい気分ではないので、なんだかな〜と思いながら使ってます。笑
飲み口(バルブ)がむき出しで不衛生
吸い口の部分がむき出しだと、ザック下ろしたときに地面に付いてしまって土が付着し、不衛生になってしまいます。
しかしこれは解決策があります。専用の保護キャップを別途購入すればOK!
私が使用しているプラティパスは保護キャップが別売りだったので、真っ先に買い足しました。
疲れてくるとザックぶん投げるようにして置いちゃうので(やめろ。笑)飲み口を保護するキャップはマジで必要不可欠。
これからハイドレーションを購入する人は飲み口が保護できるタイプか、できないタイプであれば保護キャップを買うことをマジでおすすめします!
めんどうでもハイドレーションを使う理由
私はプラティパスの1.8ℓを長年使用しています。
今のとデザインが違うってとこに己の重ねた年齢を感じる……。笑
私はかなりのめんどくさがりなので、ハイドレーションのようにメンテがめんどうな道具は向いていないタイプの人間です。
しかし、先日の登山でハイドレーションのありがたみを改めて実感して「ハイドレーションって神!」と思ったのも事実。
なので、
- この山は気合いいれて登るぞ
- 今日は暑くてやばそう
など、ハードな登山となりそうな場合はこれからもハイドレーションを使用していきますぞ!
ちなみに、先日行った鳥海山・笙ヶ岳の山行時の水分事情はこんな感じでした。
- ハイドレーション 1.5ℓ程度 (凍らせた状態で装備)→歩きながらこまめに
- ペットボトル 500㎖(アクエリアス等のスポーツ飲料水)→大きな休憩時に
- 塩分補給の飴っこ→歩きながら
その日の天候や体の調子に合わせて量はかえるけど、基本的にこんな感じで行ってるかな。
※(昼食時にお湯を沸かす場合はほぼ満タンに入れます)
ハイドレーションは様々なメーカーのものがありますが、容量が2.0ℓのものが汎用性が高くておすすめ。
登山は道具に助けられてナンボ。ハイドレーションもそんな道具の一つだと思います。まだ使ったことない人は一度使ってみることをおすすめします。
ではまた!