山行レポート

【秋田駒ヶ岳】シャクナゲコース〜阿弥陀池〜新道コースぐるっと周回 短時間山行!

2019年グリーンシーズン初の登山にいってきました!

場所は秋田駒ヶ岳。おなじみのお山です。

時間がない中の登山だったので内容的には超ライトですが、それでも久々に山の空気を吸って景色見てとても楽しい時間を過ごせました!

2019年6月14日 秋田駒ヶ岳 シャクナゲコース〜阿弥陀池〜新道コース周回 ルート

〈標準コースタイム〉
八合目登山口ーー(60分)ーー焼森ーー(15分)ーー横岳ーー(20分)ーー阿弥陀池ーー(50分)ーー八合目登山口
この日は午後から用事があったのと、新しく購入したスマホ用ジンバルの撮影を試したいだけの目的だったので、山頂にはいかずさくっとお手軽散歩登山となりました。
シャクナゲコースは途中に小さな沢を渡りますが、その手前は急な斜面になっています。6月は雪が残っている箇所でもあり、シャクナゲコースをいく場合は注意が必要です(特に登り)。

秋田駒ヶ岳 八合目登山口

朝の8時半頃に秋田駒ヶ岳・八合目駐車場に到着。この日は平日のマイカー規制がまだはじまっていなかったので自家用車で八合目までこれました。

秋田駒ヶ岳は環境保護のためマイカー規制があります。
詳しくはこちらのサイトを参照してください。

駐車場はラスト1〜2台しか空いてませんでした。これでもラッキーなほう!マイカー規制日じゃない日は駐車場争奪戦からはじまるといっても過言ではない。

準備して朝の8時50分、秋田駒ヶ岳八合目登山口を出発……の前に。まずは登山口にあるお水をクイっと飲みます。

ここのお水が本当に美味しい。いつも登る前にクイっと1杯やります。体の中も山で染める、的な?笑

綺麗ですねー。

おや、なにかモゾモゾやっている……。

実は本日の私、新しいアイテムを試すというミッションがあります。

それがこれ。

じゃーん。スマホ用のジンバル「Snoppa Atom(スノッパ アトム)」です!

手ブレを解消してなめらかな映像をスマホで撮影できるのがジンバル。数あるジンバルのなかでも「Snoppa Atom(スノッパ アトム)」は少し前にクラウドファンディングで話題になったとっても人気のあるジンバル。

これ、世界最小クラスのジンバルなんだって。絶対登山にいいじゃん!

自宅の前で軽く動作を試したものの、実際に登山道を歩きながら撮れるのか……とちょっと心配。

ものは試し。いざ出発。今日はシャクナゲコースを登り、時間をみて男岳か男女岳へよって新道コースで戻るというプラン。予定滞在時間2時間半という短時間山行です。

登りはシャクナゲコース

今日はソロではなく同行者がいるため、たくさん私のお尻を撮ってくれます。笑 ムチってんな〜。

シャクナゲコースは最初の40分ほど木々の間をくぐっていく登山道が続きます。はじめて通ったときはトトロが寝ている場所へ繋がる道みたいだと思ったなぁ。気分はメイ。

今日は朝からものすごくいい天気。

登山道はこのあと沢を渡渉するポイントがあります。沢は水も少なく問題ないけれど、その沢に下る箇所が急な傾斜で雪も残っているため危険だなと感じました。滑ってバランスを崩し、沢に落ちそうになっている登山者がいました。

私は終始へっぴり腰……。笑

沢の反対側に続く登山道は、やがてシャクナゲコース一番の急登に差しかかります。

その途中にあるのがシラネアオイゾーン。

だいぶ終わっていたシラネアオイ。だけど一箇所で立派に咲く姿を見つけました!シラネアオイの気品ある質感や佇まいが好きなんだよね〜。

ギラギラしてるのは太陽なのか草木なのか、って話。

稜線に近づいてきました。後ろの奥に見えるのは秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳。

稜線のはじまりらへんに休憩スペースがあり、ベンチも設置されてます。ここでいつものんびりするのが好きなんだけど、今日は日頃の運動不足がたたってのんびり、ではなくグッタリ。

疲れた体に山の風が吹いてきます。きもちいい〜。

左奥にちょこっと男岳も見えますね。

休憩して少し復活しました。ショルダーバックからジンバルを取り出して撮影開始です。

ジンバル、世界最小でショルダーバックに入るくらいでとってもgoodなんだけど、決して軽いわけではないんだよねぇ〜。途中で疲れて1回しまいました。笑

右手の筋トレしないとな!

もう少しでピーク。最後の急な登り。

裸んぼの丘、焼森

奥に見えるのが裸んぼの丘、焼森のピークです。

何もないけど絵になる焼森。

すこし撮影したあと、一気に阿弥陀池を目指します。

小岳と女岳。その奥に田沢湖。岩手県側から登ってくる横長根の稜線が見事。

稜線上で強風に負けずに咲くチングルマ。後ろのイエローはミヤマキンバイかミヤマダイコンソウ。キンバイかなー。

歩いてる途中でいきなり耳元で「ビイィィイィーーーーん!!!」と騒いだ犯人はたぶんこの子。耳元はやめろ!

阿弥陀池、そして新道コースで下山

一気に阿弥陀池まできました。けっこう風が強くて少し寒かった。

ジンバルの設定をいじりながら「あーでもないこーでもない」といいながら歩いていたのと、最初の登りで私がヘバった時間ロスで下山開始予定を過ぎてしまいました。

今日は山頂はお預けして帰ることに。なんて贅沢な山遊び。

さらば阿弥陀池。さらば秋田駒ヶ岳。また来ます。

新道コースは田沢湖を見ながらとっても気持ちよく歩けるので、いつも下山に使うのはほぼ新道コース。

登山道に可愛いてんとう虫がいました。

「夏と登山道とてんとう虫」。絵になる。夏って感じ。可愛い。

このままだと踏んづけられる可能性があるので登山道脇の木の枝へ避難させました。

新道コースは登りもgood!歩きやすく整備されているので、登山初心者や親子登山におすすめ!

だけど……こんな箇所も。

秋田駒ヶ岳・新道コース6月の風物詩、雪渓のトラバース!写真はトラバース後に振り返ったところ。

歩く箇所は整備されてはいるものの、急な斜面にある雪渓のトラバースになるので間違っても滑って転げないように気をつけながら歩きましょう!落ちたら下までけっこうなスピードでいくだろうから、ここ。

山の地肌のような箇所が見えてくれば八合目までもうすぐです。

これは火口。大昔に噴火した名残がそのまま残ってます。

八合目登山口 下山完了

登山開始から3時間ほどでぐるっと一周してきました。

それなりに登って、景色が良くて、たくさんお花も見れるこの周回コース、おすすめです。でも時間と体力に余裕があるのなら途中でムーミン谷に向かうのがよりおすすめです!より秋田駒ヶ岳を満喫できますよ!

昔、あまりにも時間がなくて、でも登りたくて、新道コース登って男女岳の山頂でお湯沸かしてコーヒー1杯飲んですぐに新道コースで下山したことあります。秋田駒ヶ岳の贅沢使い。笑

時間がなくてもあっても楽しめる秋田駒ヶ岳。おそるべしです!

今回はじめて山で試したスマホ用ジンバル「スノッパアトム」は使い方さえマスターすれば使い勝手のいいお気軽アイテムになりそうだなと感じました。

スマホ一つであれこれできるのが便利なのかそうじゃないのか、しばらく検証していきたいと思います!

ではまた!

RELATED POST