2018年5月2日、久しぶりにバックカントリーで滑ってきました。
以前に何度か行ってハマる兆候があったけれど、自分のスキルの足りなさを痛感したのと、登山が好きなので「ゆっくり景色見ながら歩きたいなぁ」と思ったら一瞬で滑ってくることに疑問を感じてしまって、すっかりご無沙汰になっていました。
あれから数年。もっぱらゲレンデで滑っていましたが、今回お誘いいただいて、久しぶりに行ってきましたよ!リフトのない雪山、バックカントリーに!
……とはいっても決して難しくはないし短時間で終わるお手軽BC。天候にも恵まれ、身も心も満たされた山行となりました!
〈2018年5月2日〉鳥海山 吹浦口コース 笙ヶ岳まで
〈コースタイム〉
大平登山口(10:00)〜笙ヶ岳山頂(11:40)
ーーのんびり休憩ーー
笙ヶ岳出発(12:10)〜大平登山口に下山(12:25)
のんびりハイクなので、朝ものんびり集合。9時に現地集合して準備をし、出発したのは10時近くでした。
メンバーは私を含め3人。私に山を教えてくれた方と久々の山行だったので朝から緊張していました。
なんてったって、滑るの自体1ヶ月ぶりだったもんで。無事についていけるかどうか。
途中でバテて迷惑かけないように自分のペースを守って行動する、これが今日の目標です。
さっそく引き離されました。2人とも早い!
いや、これくらいで登るのが普通なのかもしれない。だがしかし。だらけきったワガママボディが全くいうことをきいてくれない……。
5月の連休前日でしたが、とても多くの人が登って行きます。みなさん、私のはるか前方にいます。
写真を撮るふりをして休憩。それにしても、雪の上で浴びる太陽と風はほんとに気持ちがいい。疲れた体に染み渡ります。
「帰りはここの壁に当て込んで……」と話していたんだと思う。
疲れで足がだいぶやばくなってきたころ……前方に見えたっ!見覚えのあるフォルム!
山頂が見えると今までの疲れがふっとびます!パワー復活!テンションアップ!
そして、登山口を出発してから2時間かからないくらいで笙ヶ岳に到着しました。
最後の急登で太ももがパンパンに。でも、目の前に広がる景色が忘れさせてくれます。
どーーーーーん!これぞ鳥海山、って感じの一枚。
いつもは象潟口コースを登ってばかりだったので、このアングルの鳥海山は初めてでした。
か、かっこいい……。これぞ鳥海山!
RIZIN見てて、PRIDEぶりに地上波で見た五味隆典の闘いっぷりを「やっぱりかっこいい!これが五味だ!」って興奮してテレビの前で拍手しまくってる時と同じような感覚ですね。
向こう側の斜面がポイントらしく、ここからドロップインするそうな。
私たちはゆっくり休憩してから来た道を滑って下山しました。登りでチェックしていた壁にうまく当て込むことができず、課題もお持ち帰りした良い山行となりました!
絵になる2人。こんな景色を前にのんびりトークなんて、とっても贅沢!
絵にならない私。山が似合う渋い女になれるようにがんばります。